判別性の良い2書体を追加し視認性向上
チューブマーカー『レタツイン LM-550W2』 新発売
差込み式端子台向け記名板のサイズ10.7㎜・12.0㎜にも対応

マックス株式会社（証券コード：6454）は、コードレス対応の携帯型チューブマーカー「レタツイン」シリーズから、判別性の良い２書体を追加し視認性を向上するとともに、新機能搭載で使い勝手に配慮したハイスペックモデルの『レタツイン LM-550W2』を2021年6月9日から販売します。
全国の電材・工具ルートを通じて販売し、希望小売価格は、148,000円(税込 162,800円)です。

開発の背景

チューブマーカーは、機械や設備をコントロールする「制御盤」「配電盤」「コントロールボックス」内の端子台と電線が、それぞれどこに接続されているかを識別表示するための文字をチューブに印字する専用印刷機です。
当社の「レタツイン」シリーズは、コードレス対応の携帯型チューブマーカーのトップブランドとして、制御盤の組立や現地メンテナンスなどの「電気工事・工場設備の現場作業」を中心に数多くの導入実績があり、好評を得てきました。近年では、通称“盤屋さん”が制御盤の製作から現場の設置・配線工事までを一貫して行うケースも増加しており、「盤組立時のチューブの大量生産でも、現場作業時でも1台の印刷機で対応したい」という要望に対応できる製品として、レタツインの活躍の場はいっそう広がりを見せています。

今回、『レタツイン LM-550W2』の開発にあたり、視認性向上のため、判別性の良い「明快書体（英数字）」と「正方形書体（英数字）」の２書体の追加搭載と、チューブへの印字可能文字高さの拡張を実現しました。最もよく使われる内径φ3.2~3.6㎜のチューブ印字で見やすい4㎜文字の印刷が可能です。
また、海外で普及している差込み式端子台が、国内でも使用比率が年々増加していることから、差込み式端子台の記名板仕様に合わせて、幅10.7㎜・12.0㎜にも対応しました。さらに差込み式端子台用電線向けに、内部にズレにくい3本のヒダを付けた「グリップチューブ」を新開発し、作業性を向上させています。

なお、LM-550W2のほかに用途にあわせて選べる2機種もラインアップし、同時発売いたします。

商品の特長 　※「LM-550W2」の特長

視認性向上

○判別性の良い２書体を追加搭載
従来の標準書体と太字書体に加え、明快書体と正方形書体を追加しました。明快書体は、誤読しやすい3・5・6・8、8とB、上下を間違いやすい6と9等を識別しやすくしたフォントです。

○チューブへの印字可能文字高さを拡張
内径φ3.2~3.6㎜のチューブ印字で、4㎜文字の印刷を可能とし、視認性を向上させました。

作業性向上

○差込み式端子台向け記名板のサイズ
10.7㎜・12.0㎜にも対応

○新チューブ「グリップチューブ」に対応
3本のヒダが電線をとらえ、ずり落ちずに動かせるので、差込み式端子の電線マーキングに適しています。

基本機能

商品仕様