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新製品 ワゴジャパン(WAGO)
2025年1月1日販売開始!1204PULLTOOL-4SET
1204PULLTOOL-4SET とは
新製品のフェルール圧着強度簡易測定治具、PULLTOOL-4とフェルール圧着工具 Variocrimp4がセットになった超お得セット!
フェルールの圧着強度ってどうやって測定するの?
フェルールの規格ってどうなっているんだろう?
フェルールの圧着強度ってどうやって測定するの?
フェルールの規格ってどうなっているんだろう?

ぜひこの機会に触ってほしいのは理由があるワゴジャパンから3Kと3Aのご提案です!
規格 (DIN46228 part4/09.90, IEC/EN60999-1) について
カラー付きフェルールはDIN46228 part4にて規定されています。
DIN46228 part4では引き抜き強度に対して、IEC60999-1に準拠すること、と定められています。左表はIEC60999-1の引き抜き強度値となり、上記の通りDIN46228 part4を満足するには左表の数値を満足する必要があります。なおこの試験では接続された電線は1分間の張力がかけられる、となっています。(規定値の重さで1分間保持を行い断線や脱落がないこと)日本電線サイズの場合下記のように一つ上の電線サイズ規格値を参照してください。
0.25㎟、0.3㎟→0.34㎟、1.25㎟→1.5㎟、2.0㎟→2.5㎟、3.5㎟→ 4.0㎟
なお当社圧着工具206-1204は最小 0.25㎟から使用可能です。
定格断面積 | IEC/EN による引抜力(N) | |||
---|---|---|---|---|
㎟ | AWG | 60947-7-1 | 60998-2-2 | 60999-1/-2 |
0.2 | 24 | 10 | 10 | 10 |
0.34 | 22 | 15 | 15 | 15 |
0.5 | 20 | 20 | 20 | 20 |
0.75 | 18 | 30 | 30 | 30 |
1 | – | 35 | 35 | 35 |
1.5 | 16 | 40 | 40 | 40 |
2.5 | 14 | 50 | 50 | 50 |
4 | 12 | 60 | 60 | 60 |
PULLTOOL-4 使用方法
用意するもの
PULLTOOL-4、圧着工具206-1204、電線、フェルール、ペットボトル(おもりやプッシュプルスケールなどでも可能)
準備が容易なペットボトルを使用して試験が可能!
操作手順
- 電線にフェルールを圧着する。規定より3~4㎜程度長めに剥き出し圧着を行う、もしくは圧着後カラー部から下3~4㎜程度被覆を剥く(治具にセットするため)
- 電線根元へおもりをぶら下げるための加工を行い、準備したペットボトル(重量は規定値の1.5倍)をセットする
注)写真右のように結束バンドで止めた場合、重すぎると結束が外れることがある - カラー部直下の芯線を剥きだした箇所をPULLTOOL-4本体へスライドさせてセットする(本体に刻印されている電線サイズに合わせた箇所で使用してください)
- 規定値1.5倍のおもりを5秒程度保持し、電線が抜けなければ終了
試験に使用した電線は必ず
破棄してください(再利用不可)
破棄してください(再利用不可)
例)0.75㎟ 規定値30N, 1.5倍で45N 2ℓ×2本、500㎖×1本で約4.5kgのおもり(ペットボトル)を使用
●注意事項●
絶縁カラー箇所で支えているため重さによっては絶縁カラーが潰れることがあります。また重さによってはカラーが潰れるだけではなくフェルールから絶縁カラーが脱落することがあります。試験を行う測定箇所は電線サイズに合わせてご使用ください。 (PULLTOOL-4本体に電線サイズの刻印があります)
規定値1.5倍のおもりを使用し5秒保持、というのは当社独自の簡易的な測定方法となります。IEC/EN規格では規定値を1分間保持することとなります。