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新製品 TE Connectivity Japan
MUTI-BEAM Plus Power Connector
許容電流1Pin当たり100A(多ピン配列時)の電源端子を採用
省スペース化と低消費電力を実現
TEConnectivity (TE)のMULTI-BEAM Plus パワーコネクタは、単ピン配列での許容電流が140A、多ピン配列時、最大100Aの大電流用電源端子を採用し、電源端子と信号用端子を高密度に配列することで、大電流対応、省スぺ-ス、低消費電力を実現します。MULTI-BEAM Plus コネクタは、当社のMULTI-BEAM XLE コネクタを進化発展させたのもで、この二つの製品は低背設計で、システム内を通る良好なエアフロ―の妨げにならず、機器内の熱問題の解消をサポートします。また、MULTI-BEAM Plusは、TEのMULTI-BEAM XL、MULTI-BEAM XLE、およびMULTI-BEAM HD パワーコネクタと同様に、電源端子、信号端子の配列構成が自由で、優れた設計柔軟性と容易なPCB設計をサポートします。
主な特徴
- 1端子あたり最大75Aの当社MULTI-BEAMXLEコネクタと比較して、約2倍の許容電流140Amaxの電源用端子採用。
- 多ピンで配列した場合には、電源用端子あたり最大100Aの許容電流)
- 大容量電源端子、電源ピンと信号ピンの高密度実装の実現により、省スぺ-ス化、低消費電力を実現。
- モジュール設計が高い拡張可能性と柔軟性な回路設計を提供。
- 低背型設計により、システム内を通る良好なエアフロ―を実現(当社のMULTI-BEAM XLEコネクタと同様)。
材料
- ハウジング:ガラス入りLCP
- 端子: 銅合金
- すべての材料はRoHS要件に適合
各種規格
- UL-94V0に準拠
アプリケーション
- データセンター
- スイッチおよびルータ
- サーバ
- 通信デバイス
- 輸送ネットワーク機器
- ワイヤレスRRUs
- 自動制御システム
- ロボット
- 電源システム
電気的特性
- 許容電流(高電流用電源端子):最大140 A単一ピン/最大100 A (4ピン隣接配列)
- 許容電流(低電流用電源端子):最大45 A単一ピン/35 A ( 3ピン隣接配列)
- 接触抵抗(定格電流供給時):0.25 mΩ/ピン
機械的特性
- 嵌合ガイド性能:+/-1.8 mm 半径方向の位置ずれ許容
- 嵌合力:
・高電流用電源端子:最大7.12 N/ピン
・低電流用電源端子:最大1.0N /ピン
・信号用端子:最大1.0 N/ピン